Case 22
Upper | All-on-4 ザイゴマインプラント |
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Lower | - |
Age | 40代 |
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Gender | 男性 |
Chronic Illness | - |
treatment fee | ¥6,941,000 |
症例詳細の紹介
背景
福岡県から来院。「上の歯のぐらぐらを治してほしい。オールオン4で全部治したい。」を主訴に当院初診。これまで特に歯科医院に通っていなかった。仕事も忙しく、徹夜で仕事することもあり、そのまま歯のケアができずに寝てしまうこともあった。いよいよ、歯のぐらつきが大きくなり食パンを食べるのも不安になり治療を希望された。診察の結果、上顎の歯は全て歯周ポケット8mmを超えており、抜歯してオールオン4の方針になった。下顎はそこまで揺れは強くないため、歯周治療を平行していくことになった。
インプラント詳細
上顎は、残存歯の動揺が強いため、抜歯は短時間で終えた。抜歯後に、上顎骨の形状を整え、12, 22の位置にそれぞれオールオン4インプラントを0度垂直埋入。15, 25の位置にそれぞれザイゴマインプラントを60度傾斜埋入。その後、マルチユニットアバットメントで角度補正を行い、プロビジョナルレストレーション(審美的な仮歯)を装着した。15, 12, 22, 25の全てのポジションでかなり良好な初期固定を獲得した。それぞれのアクセスホールも良好な位置に設定することができた。
上部構造詳細
上顎はHTジルコニアで構成された、フルジルコニアブリッジでファイナルレストレーションとした。焼成されたジルコニアはステインテクニックで着色した。シェードカラーはA2。歯型はZRS 00。
著者紹介
大多和 徳人
おおたわ歯科医院
オールオン4 ザイゴマクリニック
院長 歯学博士
専門分野
重度歯周病 / ザイゴマインプラント
学歴・職歴
- 九州大学歯学部歯学科卒業
- 九州大学大学院顔面口腔外科卒
- 九州大学病院デンタルマキシロフェイシャルセンター勤務
- 大分岡病院顎顔面外科マキシロフェイシャルユニット勤務
- ALLON4 ZYGOMA CLINIC開設
所属学会
- 日本口腔外科学会所属 認定医
- 顎顔面インプラント学会所属
- ICOI(国際インプラント学会)所属 認定医
- All-on-4 ザイゴマインプラント協会 理事
- Study Group of the Edentulous Solutions 理事
- ZAGA CENTERS所属 認定専門医
専門
- オールオンフォーザイゴマインプラント
- 九州大学総長賞受賞
(テーマ: 3Dプリンターによる三次元骨再生) - 博士号取得
(テーマ: カスタムメードチタンメッシュでの骨再生) - 国際特許取得
(主題: All-on-4 のための三次元スキャンボディの開発)
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