Case 35
Upper | Extra Maxillo Zygomatic All-on-4 ™ |
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Lower | All-on-4 |
Age | 50代 |
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Gender | 男性 |
Chronic Illness | 肝臓病 |
treatment fee | ¥5,443,900(モニター割適用) |
症例詳細の紹介
背景
患者談。大分県から来院しました。8年間他院の矯正歯科医院にて裏側矯正の治療をしていました。自分の歯でしっかり噛めるようになりたいと長年歯科矯正をしていましたが、歯の移動に時間がかかりました。他院の矯正担当医に『いつ歯並びが綺麗になるのか』と、相談をしたところ、表側矯正にしましょうと言われる始末でした。その治療計画に戸惑い心が折れ、違う治療を希望するようになりました。ネットで検索したところ、運良く、おおたわ歯科医院のオールオン4を見つけました。院長にこれまでの経緯を相談後、オールオン4だったら短期間の治療で自分が求めている歯(歯並びが良くて白い歯)を再現できると考え、治療を決断しました。大分県から通院できるか心配でしたが、最初の検査から本歯が入るまで数回で治療が完了し、しっかりした歯が入りました。
インプラント詳細
上顎の残存歯ならびに残根を抜去後、上顎骨の形状を整え、12,の位置にザイゴマインプラントを60度傾斜埋入。22の位置にザイゴマインプラントを52度傾斜埋入。15, 25 の位置にザイゴマインプラントを60度傾斜埋入。下顎は残存歯を抜歯後に形状を整え、45, 42, 32, 35の位置にそれぞれオールオン4インプラントを埋入。45, 42, 32の位置に、0度垂直埋入、35の位置に17度傾斜埋入。その後、マルチユニットアバットメントで角度補正を行い、プロビジョナルレストレーション(審美的な仮歯)を装着した。
上部構造詳細
上下顎、UTジルコニアで構成された、フルジルコニアブリッジでファイナルレストレーションとした。焼成されたジルコニアはステインテクニックで着色した。シェードカラーはA2。歯型anatoly oval。
著者紹介
大多和 徳人
おおたわ歯科医院
オールオン4 ザイゴマクリニック
院長 歯学博士
専門分野
重度歯周病 / ザイゴマインプラント
学歴・職歴
- 九州大学歯学部歯学科卒業
- 九州大学大学院顔面口腔外科卒
- 九州大学病院デンタルマキシロフェイシャルセンター勤務
- 大分岡病院顎顔面外科マキシロフェイシャルユニット勤務
- ALLON4 ZYGOMA CLINIC開設
所属学会
- 日本口腔外科学会所属 認定医
- 顎顔面インプラント学会所属
- ICOI(国際インプラント学会)所属 認定医
- All-on-4 ザイゴマインプラント協会 理事
- Study Group of the Edentulous Solutions 理事
- ZAGA CENTERS所属 認定専門医
専門
- オールオンフォーザイゴマインプラント
- 九州大学総長賞受賞
(テーマ: 3Dプリンターによる三次元骨再生) - 博士号取得
(テーマ: カスタムメードチタンメッシュでの骨再生) - 国際特許取得
(主題: All-on-4 のための三次元スキャンボディの開発)
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