Case 39

症例詳細の紹介

背景

患者談。マレーシアより来院。海外生活が長く、自分の歯にあまり気を遣わず生活していた。その結果、口腔内全体的に歯周炎になり、歯に痛みを感じるようになった。海外で歯科治療を受けるか迷っていたが、地元福岡県で診療をすることにした。半年後は、また海外に戻らないといけない為、短期間の治療を探していた。ネットで検索したところ、１日で歯が入る『オールオン４』を知った。時間に限りがある為、早速福岡でオールオン４を施術しているおおたわ歯科医院に相談。相談したところ、オールオン４は手術当日に仮歯が入り、２〜３ヶ月には本歯が入るということで自分に合った治療法だと感じた。また、診療回数も最低４回で治療が完了する為、短期間で出来診療に集中できると思い、オールオン４を決意した。

インプラント詳細

上顎の残存歯ならびに残根を抜去後、オールオン4インプラントを12, 22の位置に、0度垂直埋入、25, 35の位置に17度傾斜埋入。下顎は残存歯を抜歯後に形状を整え、45, 42, 32, 35の位置にそれぞれオールオン4インプラントを埋入。45, 42, 32の位置に、0度垂直埋入、35の位置に17度傾斜埋入。その後、マルチユニットアバットメントで角度補正を行い、プロビジョナルレストレーション（審美的な仮歯）を装着した。

上部構造詳細 

上顎はUTジルコニアで構成された、フルジルコニアブリッジでファイナルレストレーションとした。焼成されたジルコニアはステインテクニックで着色した。シェードカラーはA1。歯型はgeneric。