Case 40

症例詳細の紹介

背景

患者談。福岡県内よりご来院。全体的に歯茎が腫れ、右下の歯ぐきから膿が出てくるようになった。口臭もキツくなり、最初はインプラント治療を希望していた。インプラント治療をネットで調べると、大多和院長のブログを見つけた。院長のブログで『オールオン４』を知り、興味を抱くようなり院長に直接メールで相談。メール相談後、おおたわ歯科医院にて簡単な検査を受け、オールオン４の治療計画を教えていただいた。

この患者さんは、術前検査で詳しく口腔内を診断した結果、上顎・下顎共に歯槽骨のボリュームは確認できた為、上顎はオールオン４、下顎はオールオン４で治療することになった。

インプラント詳細

上顎の残存歯ならびに残根を抜去後、オールオン4インプラントを12, 22の位置に、0度垂直埋入、25, 35の位置に17度傾斜埋入。下顎は残存歯を抜歯後に形状を整え、45, 42, 32, 35の位置にそれぞれオールオン4インプラントを埋入。45, 42, 32の位置に、0度垂直埋入、35の位置に17度傾斜埋入。その後、マルチユニットアバットメントで角度補正を行い、プロビジョナルレストレーション（審美的な仮歯）を装着した。

上部構造詳細 

上顎はUTジルコニアで構成された、フルジルコニアブリッジでファイナルレストレーションとした。焼成されたジルコニアはステインテクニックで着色した。シェードカラーはA1。歯型はgeneric。